近年のお歳暮の傾向について

年末とともにお歳暮の季節がやってきます。百貨店やスーパーなどがお歳暮のカタログでさまざまな銘品を紹介しています。近年の傾向として、仕事関係などの儀礼的なお歳暮が減少傾向であることが挙げられます。特に若い世代では虚礼廃止の流れが強くなっています。

お互いの返礼の手間などを考慮して、以前は贈っていても最近は贈らなくなった人が増加傾向にあります。全体的に、お歳暮を贈る人よりも贈らない人の方が多くなってきています。贈る相手先が減少傾向にあるかわりに品質は高級志向の流れがあります。せっかく贈るのだから、ありきたりのものではなく個性が感じられるものや品質の高いものが好まれるようになりました。

以前は百貨店などの店舗に赴いて注文する人が多かったのですが、近年は自宅からネットで注文する人が増えました。特に今年は新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあり、この傾向はさらに進むと思われます。近年は、本当に欲しいものを自宅用に取り寄せる人も増加しています。自宅以外の贈り先としては家族や親せき知人が中心です。

お歳暮の価格帯は3000円から5000円が最も多く、平均額は4000円台となっています。品目は、ビールや飲料、期間限定や地域限定のグルメ商品やスイーツが好まれます。昔から人気のあるハムなどの肉加工品や精肉、魚介類、コーヒー、ジュース類、ビールなどが人気です。いずれも、普段購入するものよりも少し贅沢な品質で、もらってうれしい品物が中心になっています。

特に普段は第三のビールや発泡酒を飲んでいる人にとっては、ビールはたまの贅沢品としてうれしいものです。お歳暮のことならこちら

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